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薄毛と遺伝

薄毛・AGAはなぜ遺伝するのか?遺伝子検査は信憑性が低い?

  • 2020年3月13日
  • 2020年3月21日
  • 原因

薄毛・AGAは遺伝の要素が大きいと言われています。

遺伝がどのように薄毛やAGAに関わってくるのでしょうか?

また、現在は遺伝子検査で、自分がその要素を持ち合わせているか分かるのです。

今回は遺伝が薄毛・AGAに関与するメカニズムと遺伝子検査について解説していきます!

・薄毛に悩んでいる
・家系に薄毛の人がいるから不安
・自分が薄毛の遺伝子を持っているか知りたい
・遺伝だとは言わせない!と強い意志を持っている

 

薄毛研究所新人
僕の父親、薄毛なんです。僕もきっと…
薄毛研究所院長
遺伝子検査が出来る時代になっておる!調べてみるんじゃ!

 

薄毛・AGAは遺伝するのか

それはズバリ…

かなり遺伝の要素は大きい

です。残念ながら…

細かく言うと、”遺伝になりやすい”体質を受け継いでしまうということ。

その遺伝を受け継ぐと必ず薄毛になるという訳ではありません。

なので、遺伝だから為すすべがない。ということではないので、家系に薄毛の方がいても諦めないでください。

AGAやAGAの治療法など詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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薄毛・AGAが遺伝するメカニズム

遺伝子

では、一体何が遺伝してしまうのでしょうか?

薄毛になるメカニズムには主に2段階あります。

 

①5αリダクターゼとテストステロンが結びつき、テストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変換される。

DHTで発生するメカニズム

 

②DHTとアンドロゲン受容体が結びつき、毛の周期が短縮される。

毛周期が短くなる画像

このそれぞれの段階で遺伝が深く関係しきます。

 

遺伝その①

5αリダクターゼの活性が高い遺伝子

とういものが存在します。

この遺伝子があることで、5αリダクターゼがテストステロンと結びつきやすくなるため、DHTを増やす原因となります。

DHTが増えるということは、その分アンドロゲン受容体と結びつく確率が高くなるため、薄毛になりやすいと言えます。

 

父親、母親からの遺伝

この”5αリダクターゼの活性が高い遺伝子”は優性遺伝のため、父親からも母親からも遺伝します。

なので、父親か母親のどちらかでもこの遺伝子を持っている場合、かなり高い確率で子に遺伝します

父親の家系、母親の家系、どちらかにでも薄毛の方がいる場合は要注意。

この遺伝子に関しては、かなり多くの方が受け継いでいるかもしれませんね…

 

遺伝その②

アンドロゲン受容体の感度が高い遺伝子

というものも存在します。

アンドロゲン受容体の感度が高いと、DHTと結びつきやすくなるため、薄毛の原因となります。

アンドロゲン受容体と結びつかなければ、DHTが多くてもさほど問題にはなりません。

ただ、遺伝により、DHTが増えやすく受容体とも結びつきやすいとなると、薄毛は避けて通れない道となるでしょう。

 

母親からの遺伝

この”アンドロゲン受容体の感度が高い遺伝子”は隔世遺伝のため、母親からのみ遺伝します。

この図をご覧ください。

遺伝の図

男性のX染色体は、母親のX染色体を受け継ぐので、母親からのみ遺伝します。

もし母親がこの遺伝子を持っている場合、2分の1の確率でこの遺伝子を受け継ぎます

この染色体を見てもらうと分かりますが、祖父とまったく同じです。

そのため、母方の祖父が薄毛の場合、2分の1の確率で自分も薄毛になる可能性があります。

 

遺伝子検査とは?

遺伝子検査

これまで薄毛・AGAは遺伝の要素が大きいと説明してきましたが、自分がその遺伝子を持っているのか気になりますよね?

実は現在、

・AGAの発症リスク(遺伝的要素)
・治療薬が効きやすいかどうか

を遺伝子検査で調べることが出来るのです。

 

遺伝子検査の方法

病院でかなり大掛かりの検査をするのかと思いきや、まったくそんなことはありません。

Amazonで、普通に”AGA遺伝子検査キット”が売っています。

検査方法はいくつかあるのですが、

・頬の内側の粘膜を検査する方法
・唾液から検査する方法
・前頭部や頭頂部の頭髪から検査する方法

が主なものとなります。

上記2つは、簡易キットを取り寄せ、病院やクリニックに送ることで検査結果を知ることができます。

そのため、いちいち病院等に行かなくていいので便利ですよね!

頭髪検査は、専門のクリニックに行くことで、検査することが出来ますが、少しお値段は高いです。

 

遺伝子検査の信頼性は?

ただ、ここで注意点が1つ。この簡易キットによる遺伝子検査は、

医学的根拠に乏しい

と言われています。

調べてみるとやはり、この検査でのAGAの発症リスクはあまり参考にならなさそうです。

ただ、治療薬が効きやすいかどうか。ということに関して言えば、割と信憑性は高いとのこと。

もし仮に遺伝子検査を受けるなら、クリニックへ行き、頭髪や血液等から遺伝子検査を受ける方が信憑性は高いです。

 

結論:遺伝子検査を受けるか、家系を調べるべし!

もし仮に自分が将来薄毛になるか不安なのであれば、

1.遺伝子検査を受ける
2.家系に薄毛の人がいるか調べる

ことをオススメします。

遺伝子検査を受ける場合は、専門のクリニックへ行くこと。

そして、家系を調べる際は、

・母親、父親の家系に薄毛の方がいるか
・母方の家系(特に祖父)に薄毛の方がいるか

がポイントになります。

ぜひ将来が心配な方は、上記2つを調べてみて下さい!

 

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