男性の薄毛の9割以上は男性型脱毛症(AGA)だと知っていましたか?
男性の薄毛はほぼAGAだと思って頂いてもいいのです。
そのAGAとは一体何なのでしょうか?
症状からセルフチェック法まで詳しく解説していきます。
・自分がAGAなのか気になる
・薄毛のことを誰にも相談できない
男性型脱毛症(AGA)とは?
AGAは”男性型脱毛症”と呼ばれ、思春期以降に発症する進行性の薄毛のことを言います。
これは女性にも起こり、女性の場合は、”女性男性型脱毛症(FAGA)”と呼ばれています。
AGAは、額の生え際から頭頂部の髪が、どちらか一方、まはた両方から薄くなっていく症状があり、毛があるのに禿げているのが大きな特徴です。
髪の毛の本数は同じですが、毛が短く細い、”う産毛化”した状態なのです。
一見何も見えないかもしれませんが、人間の目で見えていないだけで、毛の本数は変わっていません。
AGAの特徴
AGAの大きな特徴が
ということ。
これはAGAの原因の1つとなる、”Ⅱ型5αリダクターゼ”が前頭部~頭頂部の毛根に存在するからです。
逆に側頭部~後頭部にはこのⅡ型が存在しないため、基本的には最後まで毛がなくなることはありません。
AGAの進行パターン
このように、AGAにはパターンがあり、
2.額の生え際から
3.前頭部から
4.混在型
となっています。
数字が大きくになるにつれ症状も進行し、Ⅳの状態は側頭部~後頭部の髪の毛のみ残っている状態です。
逆に側頭部や後頭部の髪の毛が薄くなる等の症状がでた場合は、AGA以外の病気も考えましょう。
AGAの原因
AGAの原因はズバリ、
です。
薄毛、主にAGAの原因を知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
男性の皆さん薄毛に悩んでいませんか?また将来の薄毛に今から悩まされていませんか? 今回は薄毛の原因を男性に絞り、本記事で徹底的に解説していきます。 また、”薄毛は遺伝だから”と諦めていませんか? 確かに遺伝の要素は大きいで[…]
AGAの症状
AGA発症直後の症状としては、
・生え際が広がってきている
・枕に抜け毛が増えた
のようなものが見られます。
AGAの特徴でもある、前頭部~頭頂部にかけての毛髪に何か異変を感じたらAGAを疑った方がいいかもしれません。
AGAの発症年齢
20代でも数%の方にAGAは発症します。
おおよそではありますが、10歳上がるにつれ、発症率も10%程度上がると思って頂いて大丈夫です。
仮に若い年齢で発症したとしても、症状を軽減したり遅らせたりすることは可能です。
AGAのチェック方法
1.家系に薄毛の人がいる
2.最近抜け毛が気になる
3.抜け毛に産毛のような細い髪がある
4.生え際・頭頂部、または両方が薄くなってきている
5.ボリュームが減ったと感じる
6.周りから薄毛を指摘されることがある
2つ以上当てはまる方は、AGAの可能性が高いと思って頂いて大丈夫です。
1つでも当てはまればAGAを疑いましょう。
色々な薄毛クリニックのサイトでもAGAセルフチェックを受けられるので、気になる方は、ぜひ一度やってみましょう!
⇒⇒AGAスキンクリニック
⇒⇒AGA-news
抜け毛に産毛?
基本的に健康な人でも毎日100本近くの毛が抜け替わっていると言われています。
AGAの場合は、完全に抜けてしまうのではなく、産毛化し、目に見えなくなっているパターンがほとんどです。
なので、抜け毛の中に産毛のような細い毛があったら要注意です。
髪の毛は、
成長期ー進行期ー休止期
というサイクルで回っており、AGAの方の髪の毛は6,7割休止期になっていると言われています。
成長する髪の毛よりも、抜け落ちていく髪の毛が多くなるので、薄毛になっていくのです。
もちろん休止期で髪の毛が落ちても、新しい髪の毛は生えてきます。毛根が死なない限りは…
AGAの治療法
もちろんAGAの治療法は存在します。
主に、
外用薬
自毛植毛
があり、病院で処方される一般的なものは内服薬です。
基本的には病院に行かなければ、これらの治療は受けられませんが、外用薬は市販されているものがあります。
一番有名な物は”リアップ”という外用薬。
皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
このリアップは、AGAに効果がある”ミノキシジル”が含まれているので、効果は間違いなくあります。
AGAの治療に関してはこちらの記事で詳しく書いております。
皆さん薄毛・AGAの正しい治し方、予防法をご存知でしょうか? 実はあなたが予防だと思ってやっていることに予防効果はないかもしれません。 この記事を読めば、正しい治し方と予防法が必ず分かります。 正しい知識を身に付け、無駄に[…]
結論:AGAは思春期以降に発症する進行性の薄毛のこと
基本的には年齢が上がるにつれ、発症率も高くなりますが、20代にも十分起こりうるものとなります。
前頭部~頭頂部にかけて違和感を感じたら、すぐに対処しましょう!
症状が進行してからではなく、軽い症状の時から悪化しないよう治療することが大切です。
まあ大丈夫でしょう。と放っておかないように気をつけましょう!